自給自足のゼロ・エネルギー住宅
住宅外観
環境への配慮を念頭にデザインされたデュッセルドルフ近郊の戸建て住宅である。これは、極力工業製品を使わず、再生可能なエネルギーを活用する未来志向の「エコロジーを謳う建築」なのである。エネルギー的には、地下躯体蓄熱も活用して、年間を通じた熱源の85%は地熱ヒートポンプと太陽熱システムでつくられ、厳寒期のみ木ペレットによって補っている。
さらに、各個室のファサードには、特注のコンピュータ制御システムが設けられ、日射量や換気量などが自動コントロールされている。
自然エネルギー利用の模式図
住宅外観(夜)