インゲンホーフェン建築事務所紹介

クリストフ・インゲンホーフェンは1960年にデュッセルドルフで生まれ、アーヘン工科大学とデュッセルドルフ美術大学で学んだ。彼は1985年にインゲンホーフェン建築事務所(Ingenhoven Architekten)を設立し、事務所の主要なメンバーとして、個々の計画に関与し続けている。

彼の事務所は数々の賞を勝ち取ってきたが、その中には、エコロジカルで持続可能なコンセプトを現実化していることにより得た国際的な賞も多数含まれている。

現在、建築家、インテリアデザイナー、CADオペレーター、模型制作者、エンジニアを含む60人ほどの所員が所属している。事務所は、そのスタッフに快適な労働環境を提供し、その成員相互のチームワークとコミュニケーションをはかっている。

インゲンホーフェンがその作品で一貫して大事にしているのはエコロジーの観点だが、彼は同時に心地よい居住および勤労環境づくりへの強い意志を示している。

さらに、彼の事務所は、最先端かつ他に例を見ない技術を採り入れ、先進的なテクノロジーをデザインに取り込むことを好む。それでいて、そのデザインは純粋、シンプルかつ機能的なものであり続けている。

インゲンホーフェンは、サステイナブルでエコロジカルな建物のデザインを行う世界有数の建築家の一人である。彼の作品は、LEED *1、ASHRAE *2、スイスエネルギー基準、BREEAM *3、European standard 2000 *4 などの原則に従ってつくられている。

  • *1:LEED(Leadership in Energy. and Environmental Design /アメリカグリーンビルディング協議会が策定している環境重視建築評価制度)
  • *2:ASHRAE(米国暖房冷凍空調学会の環境重視建築評価制度)
  • *3:BREEAM(Building Research Establishment Environmental Assessment Method/英国建築研究所の環境重視建築評価制度)
  • *4:ヨーロッパの環境重視建築評価制度

リンク : Ingenhoven Architects