「もう1つ」のエコロジカルで透明な本社屋
EIB外観(模型写真)
ルクセンブルグに建設中のEIB(ヨーロッパ投資銀行)の新本社ビルは、高い機能をもちつつも親密なコミュニケーションをはかるべく、自由度の高い計画とされている。アトリウムとウィンターガーデンによってつながれたV字型平面のオフィスを、ヴォールト状のガラスが覆い、バッファーゾーンが快適な温熱環境をつくりだしている。
EIBのエコロジカルな性能は、BREEM(英国建築研究所が開発した建築物総合環境性能評価手法)によって、「非常に良い」クラスの評価を欧州大陸で最初に得ている。この建物の思想的なコンセプトは、エコロジーと透明性という2つの言葉に要約される。
EIB外観(模型写真)
EIB断面図