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防火ガラス・パイロクリア | ガラスデータ |
![]() 図書館入口部photo by Ohashi Tomio
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図書館入口の連続した空間を実現するため透明にすることが意図された しかし、ここは防火区画とすることが必要であることに加え、天井が緩やかにカーブを描いている。そのため通常の防火シャッターや下部に採用した38条認定を受けた防火スクリーンのみでは、天井との取り合いが悪い そこで、上部には防火性能をもちつつ透明なワイヤレス防火ガラスのパイロクリアが用いられている。ただし甲種防火戸として個別認定を受けたサッシ枠を極力見せないような納まりにするべく、意匠的な配慮がされている
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![]() ホール外観(左側の光壁部分)photo by Ohashi Tomio
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防火性能と共に高い遮音性能が必要な「だんだんホール」の壁面にも、ホール空間に自然光を採り入れて連続させるため、クリアな視界を確保できるワイヤレス防火ガラスのパイロクリアが用いられている 防火性能は、「フロート板ガラスによる2重サッシ+防火シャッター」でも確保できるが、シャッターの納まりやメンテナンスが問題だ。そのため、「パイロクリア+フロート板ガラスによる2重サッシ」として、コストダウンとメンテナンスフリーが実現された。ホール内側には遮光用ロールスクリーンが設けられている なお、上部は、この部分の屋根の挙動に対応しつつ遮音・防火性能を確保できる納まりとなっている
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