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No. 1 2000 大社文化プレイス──連続する空間

大社文化プレイスは出雲大社の参道近くにある。人口わずか1.6万人の町のホール+図書館である
町役場、消防署、中学校、民家、河川等に面する複雑な形状の敷地に対応すべく、平面・立面方向とも曲面を用いて穏やかでフレキシビリティに富んだ空間がデザインされた
多様な要素を統合する散策可能な周遊路に面する外壁は、コンクリート壁、透明ガラス、プロフィリット、ファインフロア等漸次変化しつつ内/外を柔らかに隔てて、明るく親しみやすい表情をつくり出している。屋根も墨入りのPC板によって瓦屋根の多い周辺民家との調和がはかられた
内部は柔らかな間接光に包まれた空間内に変化に富んだ多様な行為の場が用意されている。ホールと図書館も、また各機能に応じた諸室も壁で隔離するのでなく、極力相互にコミュニケーションが生まれるべく連続する空間が意図された

伊東豊雄

INDEX
(使用カ所は右の平面図参照)
 ファサード
 
 プロフィリット使用部
 
 パイロクリア使用部
 
 データ


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