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網入板ガラスの加熱実験



加熱20分後の網入板ガラス非加熱面の温度分布(最も高い部分は約550℃)

加熱20分後の網入板ガラス(炎がはっきりと見える)

実験条件

ガラス種類 網入板ガラス 厚さ10ミリ
サッシ 防火シールによる3連窓サッシ
(縦サッシのみ)
サイズ 1500×2730mm(最大ガラスの大きさ)
加熱温度 建設省告示第2999号別記1による
加熱時間 30分以上


実験結果

規定時間の30分を過ぎて、加熱34分後に目地が開くまで持ちこたえることが、確認された。

しかし、図に示すように非加熱面の表面温度は加熱10分後に400度強にのぼった。可燃物が内部にないチューブの場合は30分区画機能は持っているが、人が避難する場所に用いたり、層間区画に用いることはできない。

 



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