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自然と人工の間で─エントランス



エントランス内観

エントランス西側外観
photos by Iwata Hideaki

来客者が最初に訪れる2層吹き抜けのセンターエントランスは、東西方向で視線を遮るものがほとんどなく遠目には透過する空間である。
これにより、透明キャノピーから連続的に建物に導入する役割を果たしていることに加え、この上部に位置する食堂が浮いているような印象を与えている。

こうした透明感の高い空間を実現しているのは、プレーナー(DPG)構法に加え、天井から吊り下げられたガラスカーテンウォールを支持するダブルのリブガラスが中段(床面より2,670mmの高さ)で止まっていて足元をすっきりさせていることによる。
また、自動ドアも、この透明感あるエントランスに合わせて上部ガイド部分を半透明のガラスとアクリル板で囲ってデザインの洗練度を高めている。

エントランス部分詳細図(pdf形式。64kbyte)



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