Post Tower ─ 空に溶けゆくダブルタワー
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1.スカイドーム 2.ルーフテラス
3.ウィンターガーデン 4.南ファサード 5.スカイガーデン 6.ホワイエファサード 1.北ファサード 2.南ファサード
3.階段室等(RCコア) 4.Ev.ホール(ガラス床) 5.スカイガーデン 6.執務室(RCスラブ) 7.鋼製ブレース 8.会議室 |
ツインタワーを実現する構造
2つの細く軽い構造物をつなげたスマートな高層ビルをつくるには、躯体そのものを限界までスリムにしなければならない。
まず、2つのタワーは、2つのコンクリート造のコアと、外周に沿って並ぶ鉛直力のみを受け持ち曲げ応力を負担する19本の円柱で支えられている。 この2つのタワーは、9層ごとにコアの間に架け渡されたX型ブレースによって横力に対抗している。また、23階でコアと外回りの構造柱をつなげて、ゴシック教会のフライング・バットレスのようにして、細長い高層タワーを支えている。 透明性をつくりだす構造
まず、タワーの床は、梁を一体化し下階天井を兼ねたコンクリートスラブだけでできており、床厚を最小限としている。
また、ツインタワー間の通路部分は、片方がローラー支持の下方に凸状の鉄骨梁にガラス床を載せた最小限の構造体で、ポストタワーの透明性を創りだすことに大きく寄与している。 (文責 編集部) | |
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