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Future
未来をつくる/Werner Sobek Ingenieure

R129 CG by WSI
近未来の住空間──R−129
研究成果の集大成として近年中に計画されているのが、住宅「R129」である。
この建築では、全周を覆う多機能ファサードが人間の「第2の皮膚」となる。外皮は薄いガラス膜と樹脂、中空カーボン構造で構成されている。さらにLow-Eコートにより、冬は断熱、夏は遮熱することに加えて、液晶膜が光の透過量を制御し、太陽光発電層も設けられる。(多機能性外皮新素材概念図
平面計画では、様々な機能が想定され、その境界は可変であり固定的な要素は用いられない。水周り空間が移動可能なセントラルユニットに収められ、そのまわりに、寝室や書斎などの閉じた小空間が配置される。
(概要文責 編集部)