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パイロストップの加熱実験


パイロストップF30(30分耐火)の加熱実験


加熱実験時の温度変化グラフ

実験条件

ガラス種類 遮熱防耐火ガラス「パイロストップ」
厚さ15ミリ
サッシ シリコーンガスケットと防火シールを用いた
6分割サッシ(縦3分割・横2分割)。
サイズ 1484×2200mm(最大ガラスの大きさ)
加熱温度 建設省告示第2999号別記1による
加熱時間 30分以上

実験結果

加熱3分後に1層目ケイ酸ソーダ層が発泡を開始し、44分後に最大寸法のガラスが脱落するまで持ちこたえた。

また、加熱30分経過時における非加熱面の温度はガラス部分で123℃・目地部分で最大386℃に留まった。

 


パイロストップF60(60分耐火)の加熱実験


加熱実験時の温度変化グラフ

加熱60分後時の様子

加熱60分後時の非加熱面温度分布(最も高い縦サッシ部分で約250℃)

実験条件

ガラス種類 遮熱防耐火ガラス「パイロストップ」
厚さ21ミリ
サッシ
評定時に検討したディテールによるシリコーンガスケットと防火シールを用いた6分割サッシ(縦3分割・横2分割)。
サイズ 1520×2200mm(最大ガラスの大きさ)
加熱温度 建設省告示第2999号別記1による
加熱時間 60分以上

実験結果

加熱4分後に1層目ケイ酸ソーダ層が発泡開始し、91分後に中央部ガラスが脱落するまで持ちこたえた。

また、加熱60分経過時でも非加熱面ガラス温度は112℃に留まり、シリコーンガスケット非加熱面側は試験終了時でもゴム弾性を残していた。

 



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