グラーツは、世界遺産に指定されている旧市街を擁する一方で、オーストリア第2の人口を誇る工業都市である。
建築では、奔放な表現力とエネルギー、反伝統性などを特色とした「グラーツ派」を生み出し、古い建物の価値を認めると同時に新しい建築を歓迎する都市である。2003年には「欧州文化首都」に指定された。