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W.Sobek ── Profile

ヴェルナー・ゾーベック Werner Sobek

シュツットガルト大学 ILEK軽構造設計構法研究室教授。建築家であり構造・環境エンジニア。
現在、エンジニアリングコンサルタント事務所であるヴェルナー・ゾーベック・インジニーレ(WSI)社とデザイン事務所3e社を主宰。

1953年アーレン生まれ。フライ・オットー、イェルク・シュライヒ両巨匠の後継。欧州のハイエンドのプロジェクトを手がけ、ホライン、インゲンホーフェン、特に盟友ヘルムート・ヤーンなど世界の一線級の建築家からの信頼があつい。

WSIはシュツットガルトの本社のほかに、フランクフルト、シカゴ、ニューヨークなどに分社をおき、世界規模で活躍している。
http://www.wsi-stuttgart.de/

ゾーベックの活動範囲は建築構造設計にとどまらず、建築意匠、都市計画デザイン、インテリアデザイン、家具設計、素材開発など多岐にわたる。

主な作品として、ボン・ポストタワー、ベルリン・ソニーセンター、R128、レーン・クリニックなどがあげられる。また、ルフトハンザ本社社屋、新バンコック国際空港などに加え、東京駅八重洲開発計画などの新しい作品も目白押しである。

デザインとエンジニアリングが融合した理想像「エンジニア・アーキテクト」として、今後ひろく日本の建築界にも影響を及ぼすことが期待される。

WSI-シュツッツガルト Photo by J. Carp.
(文責 編集部)