90号目次へ戻る スペースモデュレーター・topへ戻る バックナンバーリストへ ご購読ページへ
86号「rweタワー/エコ&ハイテックの新しい風」特集へ 87号「ベルリンのガラス建築」特集へ 御感想ページへ 日本板硝子ホームページへ


Post Tower ─ 風に息づくダブルスキン

スカイガーデンよりライン川を望む
Photo by H.G.Esch, Hennef
ファサード端部構成図
CG by WSI
巨大かつ繊細なスカイガーデン
スカイガーデンは、高さ32m、幅9mにおよぶ大吹抜けであり、そのファサードは繊細につくられている。

ファサード自重はスカイガーデンレベルから吊り下げられ、風荷重は建物間に架け渡された水平梁に風荷重受けのニードルが伝達する。

スカイガーデンに面するコア内の避難階段を覆うガラスは防耐火ガラスが用いられている。3層合わせガラスのスカイガーデンの床も、建物の透明性を高めている。

はね出すファサード端部
水平方向に4.5mも突き出しているファサード端部は、ゾーベック事務所の真骨頂とも言える構造だ。

この部分の自重は最終的にはスカイガーデンレベルで斜めに張られた細いテンション材が担い、風荷重を受け持つ水平梁のみで構成されている。

高いホワイエのガラススクリーン
高層棟の最下部は3層分の高さのホワイエで、上階床よりガラス目地内を通したI型鋼により複層ガラスなどの自重を吊り下げ、風荷重はファサード面から離れた水平梁に細いニードルで伝える。
ホワイエもやはり自然換気ができるように、ファサードの上端と下端には開閉窓が設けられている。フェイスガラスには5mを超す大寸法のLow-E複層ガラスが用いられ、3段で構成されている。

(文責 編集部)