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Curved surface aesthetics
曲面の美学:ローテンバウム競技場

ローテンバウム競技場俯瞰 Photo by WSI
可動屋根の開閉状況
Photo by WSI
巨大な折り畳み傘─ローテンバウム競技場
競技フィールドと客席を覆う屋根で、全体スパン約102m、面積約3,000m2の真ん中の部分が開閉可動式となっている。

構造は、ちょうど自転車の車輪と似た構成となっている。周辺の固定式屋根部分は、最外周の圧縮リングとその内側のハブ・リングの間にスポークが結ばれた構造となっている。可動式屋根は、中空に浮くコア・リングと放射状のケーブルスポークとからなっている。

屋根面は、2枚の膜でできており、内側の可動部分は、中央のコア・リングに膜を寄せたり、拡げたりすることで開閉を実現している。

(文責 編集部)