シュヴェービッシュ・ハルの集会堂平面図 提供:Dipl.-Ing. Dieter Koch
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シュヴェービッシュ・ハルの集会堂外観 Photo by Satake Kunihiko
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● | 包容しながら開くガラス
ガラスを採用したのは、コスト面の合理性を求められる公共学校建築において、堅く、長持ちする外装材としてとして適切だと考えたからだという。
このガラス壁は、光の様相の変化に応じて建物の透明度や色合いを変えていることに加え、小さく穿たれた開口部からの採光を可能とし、かつ夜にはかすかに内部の息吹を伝えてくれる。
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● | 堅実なディテール
外装ガラスは、安全のために合わせガラスが用いられ、その取り付け方は堅実でコスト的にも合理的な構法が採用されている。建物躯体を覆う断熱材とガラス表面の間に通気層がとられ、最下端とパラペットの屋上側、そしてガラス目地部分で外気とつながっている。
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