ベルリン証券取引所のガラス渡り廊下
Photo by Ikeuchi Seiji |
ハーネのパブリック・アカデミー 西側の太陽電池ファサード
Photo by Ikeuchi Seiji |
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ベルリンの建築を構成するガラス |
● | 遮熱タイプ防耐火ガラス
けい酸ソーダ(水ガラス)を積層し、100℃を超すと水の分子が蒸発して気化熱を奪うため、火災時の輻射熱を遮断する極めてすぐれた特性を持つガラス。欧州では約20年の実績があり、避難通路、ドアなどに普及している
連邦議会では議場の耐火壁、屋根、ドアを透明にするため約5,000m2も使用されている
日本でもパイロストップは1時間耐火間仕切壁に認定され、せんだいメディアテークでの壁や床の透明化を可能にしている |
● | 床用ガラス
透明感のある空間を立体的に演出するため、ガラスが床や階段の踏面に使われるケースも多い。証券取引所やケルン・ボン空港新ターミナルで使用されている |
● | 太陽電池封入合わせガラス
ドイツでは、公共建築等に太陽電池の普及促進が計られており、カーテンウォールやトップライトに通常のガラスをはめる代わりに、太陽電池を封入した合わせガラスを使用することが多い
ベルリンでは連邦議会議事堂、ドイツ銀行、ドイツ連邦経済省の他、建設中のレアータ駅では3,000m2採用される。デュセッルドルフ郊外ハーネのパブリック・アカデミーには10,000m2も 設置されている |
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