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光のタワーを


南側ファサード photo by Tsukasa Aoki

古来より、人々の絶えない“夢”であった光り輝く透明なタワー、21世紀の新しいタワーイメージが我々の“夢”であった。

“ガラス建築”は開放を求める現代の社会を象徴し、正当な市民権を得ようとしているが、一方では外部負荷に弱く、割れやすく、汚れやすいというような過去の評判にさらされている。そのような中で、ようやく完成したのがこのカーテンウォールである。

超高層における自然換気の実現や、外部負荷削減の工夫などの、ミニマムのデザインの中に込められた多くの工夫の結晶がこのタワーの輝きを支えている。

櫻井潔(日建設計)



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