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純粋な「ガラスのタワー」を実現するために

フライングアトリウム──空中庭園をつくる


フライングアトリウム外装(夜景・北西面)
Photo by Tsukasa Aoki

7Fレベルから始まる基準階と高層の中層部とを結ぶエレベーターを囲む巨大吹き抜け空間は、3フロアー分12m間隔を支える通称メガネ梁と、その間のテンションロッドのサブストラクチャーで構成されている。

このカーテンウォールのフェイスガラス面外方向への地震対応のため、ロッド先端部に吊りロッドを設け、ガラス自重を支えるとともに、束材にピンを設け地震時にここから回転させる事で上下移動を最小限とした。

また、このアトリウムは西日対策として熱感知式の特大ロールブラインドを採用し、西日による日射の進入を防いでいる。

カーテンウォール詳細図(pdf 124kB)



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