ハーレンジーシュトラーセのオフィスビルBuerogebaeude Halenseestrasse

ダブルスキンの「レモン」


北側より見る
写真提供:Josef Gartner GmbH & Co.,KG

模式図:ダブルスキン内の空気の流れ
レモンの皮が分厚い訳
その形から「レモン」と呼ばれるこの建築は、西側を排気ガスや騒音の影響が避けられない幹線道路が走っており、道路の騒音対策のために採用されたのがダブルスキンである。
ダブルスキンの西側、花崗岩風の東側
西側全面が強化ガラスで完全に覆われ、その約70cm内側に六フッ化硫黄を充填した防音Low-E複層ガラスをはめたサッシが取り付けられている。ダブルスキン上部にはダクトが走り、建物屋上南北の吸気口から吸気し屋上上部から排気するシステムだ。日射遮蔽用のロールブラインドもある。
一方、東側では、全面ガラスカーテンウォールだが、スパンドレル部などのガラスはスクリーン印刷してあり、外から見ると花崗岩そっくりに見える。
ハーレンジーシュトラーセのオフィスビルデータ
概要文責 編集部


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