ガラスの新しい解答

ミニマムの追求──宙に浮くガラスリブ

跳ね出すガラス
このガラスカーテンウォールには、上下左右に跳ね出した端部がある。 左右に跳ね出した部分のガラスは、端部でフィンボックスを貫き最後のリブガラスを越えて連続梁となる形で突き出している。


北西端部詳細 photo by Aoki Tsukasa

上端の跳ね出しを支える技術
北面・東面の上端は、壁面ガラスが上部へ向かって連続的に跳ね出したような納まりを必要とした。ここでは、内部側のリブガラスをステンレスのフラットバーに置き換え、構造的に自立したほんとうの片持ち梁としている。外側リブガラスとフラットバーを繋ぐ金物を通すために設けられた面ガラスの切り欠きは、手摺り部分のガラス面が跳ね出しているイメージをより強調し、空に向けて開く、特徴的なデザインとなっている。

ガラス手摺り詳細図(pdf形式:40kb)


7階バルコニーのガラス手摺り photo by Aoki Tsukasa

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