● | ヨーロッパの中心に設けられた戦略拠点
ソニーがベルリンに舞い降りた
ソニー・ヨーロッパ本社はこれまでケルンにあったが、ヨーロッパ全体に地の利のあるベルリンに移転することとした。
ポツダム広場という場所
ソニー・センターが立地するポツダム広場は、各種交通機関のターミナルで、戦前のベルリンを代表する繁華街だった。戦災と東西ベルリン分離で荒れていたが、統一で一挙にベルリンの中心となり、再開発の焦点となった。
光あふれるフォーラムでヤーンが勝利
1992年に建築コンペが行われ、大きな屋根をつけたフォーラムが評価されてヘルムート・ヤーンの案が選ばれた。
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● | ガラス張りの都市
延床面積13万m2強の大規模複合建築
ソニーセンターは、ソニー・ヨーロッパ本社、オフィスビル、高級アパート、フィルムハウス、ドイツ・メディアテーク、商業施設、シネマ・コンプレックス、IMAX3D映画館が入るエンタテイメントスペース、イベントスペースからなる大規模複合建築である。
そのフォーラムは、街区ブロックの中に広場をつくるヨーロッパの都市建築の伝統を復活させている。 |
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