ドイツ銀行Umbau Deutsche Bank

ガラスのコートをまとった歴史的建造物


正面ファサード
Photo by Juergen Schmidt 提供:Josef Gartner GmbH & Co.,KG

正面ファサードとエントランスホールを見る
Photo by Juergen Schmidt
提供:Josef Gartner GmbH & Co.,KG
激動の歴史を活かす
建物改修のコンセプトは、1世紀以上にわたる歴史ある創建当初の形に出来るだけ近づけることだった。
様式建築のファサードを覆う透明な皮膜
細いステンレス棒鋼を用いた透明度の高い外側ガラスファサードの内側には、複層ガラスを嵌め込んだ伝統的形のサッシがあり自然換気を可能としつつも一定の遮音性能を確保できている。
中庭とエントランスホールを覆うガラス屋根
中庭上部の20m×30mのガラス屋根は、ステンレス鋼によるレンズ状の張弦梁構成となっている。ガラスは、空気層22ミリの複層ガラスである。
エントランスホールは幅が狭いため、幅60ミリ、高さ40ミリのサッシをアーチ状にし、その下弦をワイヤーで引っ張る構成でつくられている。


中庭アトリウム
Photo by Juergen Schmidt
提供:Josef Gartner GmbH & Co.,KG
ドイツ銀行データ
執筆:Geoffrey Walkiden
(Novotny Maehner Assoziierte)
/概要文責 編集部


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