RWEタワー──エッセン中心部に出現したガラスタワー


アルヴァー・アールトのオペラ・ハウスよりRWEタワーを望む
Photo:Keiichi Tahara
エッセンという町

RWEタワーが立つエッセン市はドイツ西部の産業都市だが、豊かな自然や文化でも知られる


敷地の環境と街並みとの関係

敷地はエッセン中央駅近くアルヴァー・アールト設計のオペラハウスの向かいだ
RWEタワーは、その半透明な形や、通りから後退していること、周辺建物の軒高に合わせたパーゴラ等によって、街並みと調和している


施主と建築の経緯

RWE社はエネルギー・化学・機械・通信・建設等の部門をもつ大コンツェルンで、その全体統括部署の建築を1991年にコンペで公募した
インゲンフォーヘン・オーバーディック・カーハレン設計事務所(Ingenhoven Overdick Kahlen und Partner)が1位となり、RWEグループのホッホティーフ社の施工で1994年に着工され30ヶ月で竣工した


(概要文責 編集部)


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