コラボレーションが生み出す豊かな空間


ウェルカムプラザ
Photo by Aoki Tsukasa


東側夕景
Photo by Aoki Tsukasa

異分野の専門家とのコラボレーション

日本科学未来館では、国内外の様々な異分野の専門家との協同を行い、その共通テーマに「科学・自然・人間のインターラクティブな関係」を据えた。

ランドスケープ

シドニーオリンピックのランドスケープを担当したGeorge Hargreaves氏と協同。

建物際に浅い池を設けて建物を映し、抽象化された築山「科学と自然がぶつかり合ったり溶け合ったりしてできる分子を想わせる形」が創られた。建物西側には「テクノロジーと科学を構成する光、音、電気の3つの波を隠喩する」6m巾で連続する「うねる地形」が創られた。

照明

LPAによる照明計画は3つのテーマを表現する。

風の光:導入空間の6階外装のガラスリブ小口に設けられたLEDが風力発電で発光する。
太陽の光:展示空間と導入空間の間のスルーホールでは、太陽光が弱い時にランプが点灯する。
月の光:シンボル展示の上の緩い曲面天井を「月」に見たて柔らかな光を当てている。

(概要文責 編集部)


前ページへ  次ページへ

目次に戻るTOPに戻る
ご購読ご感想バックナンバーリスト日本板硝子ホームページ


提供:日本板硝子株式会社