デビス本社debis Haus am Potsdamer Platz

ヨーロッパ風高層建築の代表


南側外観
Photo by Aoki Tsukasa

南側ダブルスキンファサード最下段詳細
Photo by Aoki Tsukasa
ダイムラー・シティ最大の建物
ダイムラー・シティで最大の建物がこのデビス本社で、ダイムラー・シティ開発計画コンペで1等をとったレンゾ・ピアノが設計している。
アトリウム、ダブルスキン、エコロジカルな設備
高層ビルとしての環境への配慮も十分に行われている。平面計画では中心にアトリウムをかかえてエネルギー消費を少なくし、高層棟の西および南側はダブルスキン構成として日射コントロール・自然換気が可能となっている。
デビス本社のガラス
外側ファサードは、12ミリ合わせガラスが下見板状に重ねられ、温度センサーによってコントロールされるモーターで70度まで開く。内側ファサードは、複層ガラスのサッシを手動で開閉できる。さらに、内外ファサードの間のブラインドが日差しを遮る。こうした構成により、1年の約6割の期間は自然換気が可能だという。
やわらかな環境を導入するアトリウム
アトリウムは建物に都市を取り込んでいる。また、光は白くセラミックスプリントされた合わせガラスのルーバーがトップライトの下に並べられ、和らげた形で自然も採りいれている。
デビス本社データ
概要文責 編集部


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