ドイツ連邦議会議事堂Der Deutsche Bundestag

サステイナブルな公共建築をつくる



ドイツ連邦議会議事堂ドーム内観
Photo by Aoki Tsukasa
自然採光・自然換気の実現
ドーム中央に吊り下げられているミラーガラス張りの逆さ円錐「光の彫刻家」は、自然光を議場内にもたらすと共に、議場内の熱気を排出している。また、直射日光を遮るため太陽を追尾して動く日除けも取付られている。また、殆どの窓はダブルスキンで、遮熱・断熱性が高く自然換気が可能である。
自然エネルギーの利用
主要動力源はバイオマス利用のコジェネレーションシステムである。また、屋上には太陽電池が設けられている。
地下水と建物を蓄熱に活用
議事堂躯体の大きな熱容量を利用して、蓄熱・放熱して、省エネをはかっている。また、地下水も蓄熱に活用している。
CO2 排出量の7割もの削減を実現
コジェネや蓄熱などの技術で約2割、バイオマスエネルギーの活用が約5割寄与し、結果的に約7割もCO2 排出量が削減した。
(概要文責 編集部)


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