個室内の様子。置物がきれいに飾られて いる Photo:Inoue Yukiko |
全ての入居者は自分の個室(一般的な部屋の広さは12.96平米。洗面設備付き)をもち、使い慣れた生活用品や想い出深い写真などで居室をしつらえている そのような空間で、入居者は、他の入居者や職員の目を気にすることなく、その人らしい生活を送るとともに、他の入居者と交流している
個室を起点として、少数の居室で囲まれた小さな空間、複数の入居者によって共有しうる空間、食事や行事などプログラムに基づいて利用される空間、地域に対して開かれた空間といったように施設内空間を階層的に計画している
●運営概要
●施設をつくりあげるもの 設計者が提供した空間を住まいへと近づけるためのカギは、そこで暮らす高齢者とスタッフの手に委ねられている。この施設が、住まいへと近づいていく延長線上に、特別養護老人ホームの新しいかたちが見えてくる
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おらはうす宇奈月データ |
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